支部長 西 誠
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。旧年中は、支部活動に多くのご理解とご協力を頂き誠にありがとうございます。 会員事業者の皆様方におかれましては、いまだ続く燃料費の高騰、物資の値上げ、そして人材不足による経営の圧迫等によるご苦労が多いこととお察し申し上げます。しかし我々のトラック輸送は、エッセンシャルワーカーとして、利用者に対する利便性の確保、救援物資輸送と大きな責任を担っており、あわせて交通事故防止対策にも力を入れていかなければなりません。このように皆様方が、事業を継続させていくには、様々な諸問題に向き合っていかなければなりません。そのためには杉並支部としまして、昨年に引き続き今年も、安全委員会、教育研修委員会の委員の皆様、そして三組織の部員の皆様に協力を頂きながら、セミナーや研修会を企画し多くの情報を発信していけたらと思っております。 昨年末に、適正運賃の確保、荷主との公正な取引を目指すための標準的な運賃届出を、杉並支部ではすべての会員の皆様が完了いたしました。今後は、会員の皆様が荷主企業からの適正な運賃確保ができることを願っております。まず、具体的な予定になりますが、昨年末から開始された東京都運輸事業者向け燃料費高騰緊急対策事業の交付申請のご案内の発信、2月には民間講師をお招きし、適正化巡回指導直前対策及び注意事項に関する研修会を開催いたします。全会員への巡回指導に向け対策を施していただき、適正化事業充実と経営環境改善の足掛かりにしていただくよう考えております。 働くドライバーの方々が満足し充実した日々を送っていただけるように、そしてプロドライバーとして他の見本となるような運行ができるよう、支部として会員事業者の皆様に協力していただきながら実現に向かっていければと思っております。 まだまだいろいろな面で厳しい状況が続いていくと思いますが、会員の皆様の事業の発展と新しい年がすばらしい年になることを祈念し、2025年新年のご挨拶とさせていただきます。