杉並輸送事業協同組合

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理事長ご挨拶

理事長 臼田 和浩

 昨年は長らく続いた新型コロナウイルス感染症が、感染法上の「5類」に移行をし、ようやく新型コロナ時勢に一段落することができました。そのおかげもあり、各事業活動や行事等行う事ができ、活気のある生活に戻られたかと思います。しかし終わりの見えない戦争の影響や長引く燃料費の高騰を始め、各分野での物資の値上げ、人材不足による経営難など厳しさを増すばかりで、多くの組合員企業におかれましてもご推察致します。
 当組合の運営としては、組合員企業に対し、一昨年より継続している各事業の手数料引き下げや高速ETC事業の独自サービスの開始、還元率拡充など、多くの期中還元に努めてまいりましたが、急速に進む物資の高騰に追いつかず、利用者の皆様におかれましては、還元に実感がわかない状況かと思われます。 また本年は、いよいよ2024年問題、労働時間の改善が始まり、より一層厳しい経営状況が予測される事と思われます。 しかしながら本年は辰年です。十干では甲、十二支では辰、甲辰にあたります。 甲とは物事の始まりととらえる事ができ、また辰は勢いと大きな力、成功ととらえる事ができる。この二つが合わさる甲辰は、新しい事を始めて成功する、今まで準備をしてきた事が形になる、といった縁起の良い年と考えられているそうです。
 コロナ過の影を脱して迎える2024年は、我々物流業界にとっても大きな転換期を迎えようとしておりますが、組合員企業におかれましても、悲観することなく甲辰にあやかり、新たな成功を目指し、何かにチャレンジするのに最適な年ととられるのも、ありかもしれません。 当組合と致しましてもより多くの組合員企業が利用しやすい環境作りに努めてまいりますので、引き継続きご指導、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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